140字小説 SNSの世界に、140字小説というジャンルがあります。 Twitterの制限文字数が140字、その中で小説を創作しようというものです。 原稿用紙半分にも満たない文字数で、小説が書けるのでしょうか? 現在私も挑戦中です。 今回は妖怪物5作をお読みください。 「妖怪 竜灯」 ねえ見て、海に光が浮いているわ。地味だけどロマンチックね、何の灯かしら。あちらにもこちらにも。連なって空に浮かんで行くわ。こんな素敵な光景が見られるなんて超ラッキー! オイオイ、何がロマンチックだ。俺たち妖怪竜灯を見てうっとりしやがって。本当に棲みにくい世の中になってきたもんだ。 *竜灯(龍燈、龍灯)は、日本各地…