婚約指輪…。 それは、最愛の恋人が頬を赤らめ、はにかみながら取り出した小箱…きらりと光る指輪と共に囁く永遠の愛…。 そういったロマンティックな思い出が詰まった、美しく愛おしい指輪である…。 そう思う方もいらっしゃれば、思わない方もいらっしゃるでしょう。 我が家のケースも…いや、私が夫になる男性から婚約指輪を受け取った際の思い出もこんな感じとはだいぶ違うものでした。 私が結婚が決まった時のエピソードはこのような…????? 彼「小田原の公務員試験を受けようと思う!」 リ「おお!良いね!」 リ「そういえば私、もう30歳を過ぎてしまったから、そろそろ結婚しなくちゃならないんだ…君はまだ若いから小田原…