本日は千葉県内の児童養護施設等の基幹的職員(スーパーバイザー)研修の講師を務めさせて頂きました。研修のテーマは「子どもの権利擁護について考える」。 新しい社会的養育ビジョン等に前後して家庭養育や家庭的養育の重要性がうたわれるようになりました。その一方で施設養育の意義や専門性は何かという議論が取り残されてしまっているような印象を受けます。 施設養育は家庭養育や家庭的養育と比較して劣後するものなのか。否、施設養育には施設養育としての強みや専門性、大事にしてきた価値があるはず。施設養育における「権利擁護」「アドボカシー」とは何か考えていきたいと思いこの表題にしました。 既に報じられているように児童福…