子どもによる 子どものための「子どもの権利条約」 作者:尚子, 小口,鮎美, 福岡 小学館 Amazon 中学2年生の2人が翻訳した子どもの権利条約。 本文はかなり意訳ではあるけれど、子どもにわかりやすいだけでなく、読みたくなる(!)ところが最大のおすすめポイント。これはおとなにとってもです。 例えば、第31条「遊び、遊ぶ、遊べ、遊んじゃえ!」や、第29条「なんのためにおべんきょ、そのほかいろいろするのかな?」、第6条の1「ぼくらは、生きてていいんだ」。 谷川俊太郎さんと中学生の座談会を読むと、本当によく調べて取り組んだことがわかります。でも、それにとらわれない翻訳の軽やかさ。自由な校風の学校…