法律書籍を読むと、「子の福祉」、「子の最善の利益」を考えた時に、別居親との面会交流を継続していくことが大切だとの趣旨の内容は、どの書籍にも書いてある。それは、子供の自己肯定感を育むためにも、「父」と「母」の双方から愛情を受けているとの事実が必要だからである。しかしながら、面会交流調停などで、別居親が月に複数日の面会交流を求めても、調停委員や裁判官は、月1回2時間を相場と考えていて、別居親の主張を退けることが多い。そこには、「子供の福祉」や「子供の最善の利益」との観点は、何ら考慮されていない。 そもそも、毎日会えて、楽しく過ごせていたのに、突然、子供を連れ去られたり、妻や子供が実家から帰って来な…