「ねえ、何で学童の先生になったの?子供が好きなの?」 今日、職場で数人の5~6年生に囲まれて尋ねられた。経験上、こういった質問には真摯に応じる必要があると解っている。私なりに誠実に答えた。 「子供が好きか?と言う質問は少し違うと思う。と言うか、少しずれている。つまりはこう言う事なんだ。ある作家が次のように述べている。“子供と気違いは常に真実を述べる。”そして、アンデルセンが見事に指摘したように“王様は裸だ!”と叫ぶのも常に子供なんだ。私が学童の先生になったのは、その辺りと深く関係しているんじゃないか?と自分では分析しているよ。」 そうなのだ!王様は裸だと叫ぶのは常に子供か気違いだ。そしてそれは…