子宝祈願のため、奈良・明日香村にある「飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)」を訪れた。 御祭神は、大国主神の第一子である事代主神(ことしろぬしのかみ)。 「日本書紀」によると、事代主神は国譲りの際に、八十万の神々を飛鳥の地にあつめて天に昇ったことから統率神として称えられ、朝廷から、天武天皇の病気平癒祈願の際に奉幣を受けたり、新米を捧げるお祭り「相嘗祭」で全国三千百三十二座あるうちの四座に指定されたりするなど、古くから国・民を守る神社として重要な役割を担ってきた。 「家内安全」「開運厄除」「夫婦和合」などのご神徳のほか、「むすびの神」としても有名らしく、縁結びや子宝、安産のご利益もあるとのこと。…