先ず、小難しい話を書きます笑。 Seligmanは、自己の行動と随伴していない統制不能な嫌悪刺激を受けることによって、後の連合学習が障害されるという事実を見出し、これをLearned Helplessness(学習性無力感)と呼んだ。 この効果は、受けた嫌悪刺激の量に規定されるものではなく、統制不能な状況を経験することにより、自己の行動と強化は独立しているという非随伴性の認知が成立したためにおこると考えられている。 出典:人間の学習性無力感 (Learned Helplessness) に関する研究, 鎌原 雅彦, 亀谷 秀樹, 樋口 一辰. 教育心理学研究, 1983年 31 巻 1 号 8…