映画「存在のない子供たち」を視聴した。 http://sonzai-movie.jp 12歳の少年ゼインと両親の裁判、そのために必要な過去の回想を経るという、現在と過去を行き来する映画だ。 主観は基本的にゼインに置かれるので、ゼインを軸に見ていく。 するといかに親が足りないかを思うのだけど、親の嘆きが責任放棄なだけではないのも事実だ。 大人たちは社会の苦境や実態の底を這うような生活と、その選択肢しかなく、貧富の階層が移動できる社会的な仕組みや支援が欠如しているのが容易に見て取れる。 ゼインのようなこどもたちは少年刑務所に大勢いて、ゼインがテレビで訴えることに熱狂する声はまさに、親を代表としなが…