厚生労働省の平成30年就労条件総合調査によると、定年退職金の平均額1,983万円(大学・大学院卒、勤続20年以上かつ45歳以上の退職者)になります。 退職といってもまだ年齢は55歳から60歳くらいなので、残りの30〜40年で必要な老後資金を考えると、退職金と年金で豊かな生活ができるか不安になります。 このような不安から、退職金を運用して少しでも増やさねければと思い、これまで預金以外でまったく運用をしていなかった人でも、リスク資産での運用を始めようとします。 これまでリスク資産での運用の経験も勉強もしてこなかった人が、すぐ運用を始めて上手くいくはずがありません。そもそもこの時点で負けですけどね。…