ことねに自己肯定感を与えようとするも失敗し、劣等意識の深さが浮き彫りになる話。 犬束静紅は商店街バイトを辞めさせるために笑顔で送り出して貰えるようライブを企画した。 だが第1回商店街ライブにおいて殆ど集客できなかったことは大きな痕となって残っていたのである。 中学時代に落ちこぼれであったことねの心が折れなかったのは、商店街が支えになっていたから。 ことねにとってライブは失敗する前提であり、もう一度失敗したら完全に心が砕けることを怖れていた。 また商店街サイドも前回全く集客できず、ことねの処女ライブに傷をつけたことを悔やんでいた。 こうしてことねからも商店街からも犬束Pは拒絶されてしまい、完全に…
ことねにバイトを全て辞めさせるために商店街リベンジライブを企図する話。 それと同時にことねが犬束Pが時折見せる美しさに気付き犬Pアイドルフラグも立つ。 犬束Pの当面の目標はことねにバイトを全て辞めさせアイドルだけで稼げるようにすること。 次々とアイドル仕事を取ってきた有能な犬束のおかげでことねは扶養を外れる程の稼ぎを持つ。 これによりアイス屋&宅急便の仕分けのバイトを辞め、日雇いを入れなくても良くなった。 今回最大の見どころは、ことねが犬束Pにデレ化し、寝ている所で感謝の御礼を述べる場面。 (勿論犬束Pは起きており、ことねの恥ずかしい台詞を聞いてニヤつくわけであるが。) だが商店街バイトだけは…
千奈へのアイドル指南を通し、ことねがなぜアイドルでカネを稼ぎたいのか再認識する話。 藤田ことねのアイドルとしての初仕事は、倉本千奈へアイドルの心構えを説くことであった。 ことねは中等部時代のビリのドンケツから成りあがった存在として一目を浴びていた。 その理由は犬束Pが自分のプロデュースの手腕の成功例としてブログで紹介し小銭を稼いでいたから。 底辺からの成り上がりというキャッチフレーズに惹かれた千奈が指南を請うたのであった。 だがカネを稼げるのは"一流"であり別にアイドルじゃなくても良いという犬束Pの言葉が突き刺さる。 ことねはなぜ自分はアイドルでなければダメなのかということに向き合わざるを得な…
バイトやめる詐欺なことねに対し犬束Pがアイドル仕事(倉本千奈の「師匠」役)を取ってくる話。 ことねがバイトばかりしているから本業が疎かになっていることは誰の目にも明らかだった。 だからこそ犬束静紅はバイトをやめさせようとしたし、ことねも表面的には従順に口約束する。 しかしことねがそう簡単にバイトをやめるハズが無く犬束静紅は自分が浅はかだったと後悔する。 何度諫められても貫くその"強さ"が"優しさ"がことねの武器であると思い知るのであった! ことねの意志を尊重し、働かせながら能力を伸ばす方針に転換した犬束静紅はアイドル仕事を取ってくる。 なんとそれが倉本千奈の「師匠」となる仕事であり、「ことねお…
アプリ版の休んだだけで咲季にダンスで勝つことねの実力を、噛ませ犬・花岡ミヤビを使ってより丁寧に描く話。 前回5日間でことねの評価をEからAに変えた犬束静紅。その方法とは一体何かが明かされる。 それはことねを休ませることであった!アプリ版では秒で終わる描写を1話分に膨らませるぞ。 手毬・燐羽・美鈴に続く中等部ナンバー4のアイドル・花岡ミヤビを噛ませ犬として用意。 犬束静紅がことねとミヤビを両方担当し、ことねは休ませるだけ、ミヤビには手厚く指導を行う。 ことねは犬束静紅を信用できなかったが、なんと犬束はイキナリ権力で寮の相部屋となりことねを監視。 犬束静紅はことねの回復には半月かかると思っており…