法律だけなら誰でもできる 6月11日に参議院本会議で医療的ケア児支援法が全会一致で成立したとのこと。障害を持った児童に対する法案については、誰も反対できないような雰囲気がある。国・自治体の支援「責務」が明文化されたということだが、ただでさえ人手不足、ブラックと呼ばれている学校で十分な支援、安全が確保できるのか甚だ疑問である。 まず、参議院議員のうち医療的ケア児の支援に実際に関わった人がどれだけいるのか。所詮他人事だと思えば、簡単に賛成することができる。その皺寄せが全て実際に子供の登校している学校の子供や教員に放りかかってくる。ますますブラックが濃くなっていく。 私が勤めていた学校で医療ケアが必…