昨日のブログでも引用した前自民党幹事長で元総裁の谷垣禎一氏についての毎日新聞の記事。台所のテーブルの上においたままだったので、一面トップのこの記事の見出しを見かけるたびに違和感を抱いていた。 「こういうのが障害者なんだ」――これは谷垣氏自身の言葉として記事の中で紹介され、見出しになった文言だ。自転車事故で頸髄(けいずい)を痛め、電動の車椅子生活を余儀なくされた谷垣氏にとって、 「障害者という存在について一定の理解をしていたつもりでした。でも、頭で考えていたのと、自分が現実に障害者になるというのは全然違うことでした。『ああ、こういうのが障害者なんだ』」 というのは実感だろうとは思う。 しかし、こ…