10月3日、ソフトバンクグループ(SBG)の株価は、年初来安値をつけた。7月29日に5,886円の高値をつけたが、10月3日には4,071円の安値をつけた。 株の解説者によれば、「SBGが出資したシェアオフィス大手ウィーカンパニーの新規株式公開(IPO)の延期が株価下落のトリガー」だそうである。「そこで、ウィーの最高経営責任者(CEO)のアダム・ニューマン氏がCEO職を退くよう大株主のSBGが求めている」そうである。 「SBGはウィーカンパニーに累計で100億ドル超を出資してきた。SBGのロナルド・フィッシャー副会長がウィーの取締役に就いている。ウィーの想定企業価値はSBGが1月に出資した際に…