推し、燃ゆ (河出文庫) 作者:宇佐見りん 河出書房新社 Amazon 宇佐美りんさんの「推し、燃ゆ」を読みました。 第164回芥川賞受賞作品。 アイドルグループのメンバーを推す女子高生が主人公。 ある事で推しで炎上。 推しの人気を支えるためにアルバイトしたお金も同じCDを何枚も買うために注ぎ込む。 メンタリティが推しに左右される日々。 推しの心情がこれでもかというぐらい濃密に描かれてました。 推しで連想したのが、某国民的アイドルグループの総選挙。 CDの中に投票権が入っていて、推しのメンバーの順位が少しでも上になるように同じ人が大量にCDを買っていく。 CDが売れない時代でもミリオンセラーに…