2026年大河ドラマは『豊臣兄弟!』で、主人公は豊臣(羽柴)秀長です。秀長は、豊臣(羽柴)秀吉の弟であり、天下人・秀吉に諫言できた数少ない人物の1人。彼が存命中は豊臣政権のなかでも、No.2に位置していた重要人物として描かれることが多いです。その一方、派手な戦果や功績は語られることが少なく、No.2でありながらも地味な印象が強い……。秀吉子飼いの加藤清正(虎之助)や福島正則(市松)、あるいは最期まで豊臣家のために命を賭した石田三成(佐吉)らのほうが、人気も知名度も確実に上でしょう。でもでも、そういう地味でスポットが当たりにくい人物こそ、元々の印象とのギャップを生み出しやすく、大河ドラマの主人公…