(二)「旧約聖書」の中の宇宙創生 現代科学が描き出す宇宙の発生と、「旧約聖書」が記す天地創造の物語とは、実に驚くほど似通っています。 聖書に記された天地創造 天地の始まり、いまだ「時間」が存在しないとき、時間を超えて「在る」存在がありました。それが神です。神は時間の内にあるのではなく、時間を超越して存在し、永遠であり、自立独立した生命そのものでした。 やがて神は「天と地」を造ります。天とは目に見えない霊的世界、地とは目に見える物質世界を意味していました。その当時の地はまだ形を持たず、虚無に満ち、暗黒の深淵に覆われていました。 その瞬間に「時」が始まります。天も地も、そこに属するすべてのものも、…