悲しみや苦しみという人間にとっての負の感情は、心の中で作られます。この心は、塔崇陰陽説図の二階の心(F点)です。肉体と霊魂の陰陽が一致していれば、心は一極を結んで和合した世界(幸福と感じられる世界)を作ることができます。 例えば、霊魂がつながりのある異性を感知して、肉体に行動をうながしたとします。肉体(現実)もそれに反応するのですが、それが思い通りに行かなかったとします。世の中にはうまくいかない理由は山のようにあるものです。 それ(霊魂と現実の不一致)によって、傷ついたり苦しんだりします。それでも、日常生活は押し寄せて来て、悲しみを隠して仕事をし、笑顔で人に会い、現実全体が心とは裏腹の世界を作…