宇宙・動物・資本主義──稲葉振一郎対話集 作者:稲葉振一郎 晶文社 Amazon 『宇宙・動物・資本主義 -稲葉振一郎対話集-』を読む。 文章が難解な人は、対談集があるならば、そこから読み進むようにしている。なぜか。話し言葉だし、相手がいるので平易に伝えようとするから。ただし、著者校で、全面赤入れする人もいるらしいが。あ、著者は、決して難解ではないけどね。 「社会哲学者」としての守備範囲の広さには感心させられる。それにしても分厚い対談集。でも、読み出すと止まらなくなる。ケミストリーのある対話。 人工知能、村上春樹の小説、「新自由主義」とマルクス主義、この3点にしぼって引用及び感想を。 これから…