映画「長崎の郵便配達」を見た。 郵便配達の16才のスミテル少年のたどった道を、元英軍人のピーター・タウンゼント氏がたどり、書籍を出版する。それを娘のイザベル・タウンゼントがたどる。 一般市民が巻き込まれる戦争、そして核兵器被害。 その地獄を戦いノーモアヒバクシャ、ノーモアウォーと言い続けたスミテル氏。 2015年の長崎平和祈念式典の平和への誓いは感動的である。 この年の7月に集団的自衛権、安保法案が強行採決されている。 「・・・・安保法案は、被爆者を始め平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思いを根底から覆そうとするもので、許すことはできません。核兵器は残虐で人道に反する兵器で…