外敵を異様におそれるだけでなく、病的な外国への猜疑心、そして潜在的な征服欲、また火器への異常信仰(出所:「ロシアについて 北方の原形」司馬遼太郎 文春オンライン 司馬遼太郎さんは、著作「ロシアについて 北方の原形」で、ロシアをこう評したといいます。 外国への猜疑心、火器への異常信仰——司馬遼󠄁太郎が40年前に喝破した「ロシアの特異性」の中身 | 文春オンライン また、「体制がどうであれ、その国が、固有の国土と民族と歴史的連続性をもっているかぎり、原形というものは変わりようがない」と指摘しているそうです。 平原にあってつねに外敵におびえざるをえないというのが、ロシア社会の原形質のようなものになっ…