林真琴氏は昨年7月に検事総長に就任した。昨年春の、定年延長をめぐる検察庁法改定反対の声が上がった「ゴタゴタ」の果てにである。氏は就任会見で、「職員一人一人が常に検察の理念に立ち返り、検察権の行使が国民の信頼という基盤に支えられていることを意識し、公正、誠実さ、あるいはフェアネスといった点を重視した、適正な検察権の行使に努めていかなければならないと思っています。」と述べた。 (林新検事総長「国民の信頼取り戻すため使命全う」|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト) 昨年5月に賭けマージャン問題で辞職した東京高検の黒川弘務・前検事長の後任に就いたときの会見では、「今回の件で損なわれた国民の信頼…