元宝塚歌劇団花組トップスター 女優 1960年3月30日長崎県生まれ 1978年 宝塚音楽学校に入学 1980年 第66期生として宝塚歌劇団に入団。「恋の冒険者たち/フェスタ・フェスタ」で初舞台。花組に配属。 1992年「白扇花集/スパルタカス」で花組のトップスターに就任。 1995年 退団 退団後は女優としてミュージカル、ストレートプレイで活躍。宝塚歌劇団の振付師も務める。
ブログを始めて1か月。 ほぼ自己紹介をしていなかったので、長くなる&年バレの予感ですが、してみます。 ヅカファンの自己紹介って「初観劇は?」「好きになったきっかけは?」「ご贔屓は?」に尽きると思いますが…(笑)。 阪急沿線生まれ、初観劇は 私の場合…阪急沿線生まれ。祖母も母も宝塚ファンだった、関西によくある三代目ファン。 初観劇は…🌟『我が愛は山のかなたに』(初演)。 昔からヅカファンだった祖母が、きっと宝塚を見せたかったのでしょう。(今はなき)「宝塚ファミリーランドに連れていってあげる、宝塚も見せてあげる」と言われて行きました。 幼稚園の頃なのですが、わずか5年以内の人生初めての遊園地・ファ…
寒くなってきましたね、皆様。しかしココロは熱く、雪組『蒼穹の昴』から間髪入れず、月組全国ツアー公演、独断と偏見と宝塚愛の混じった感想です。 ミュージカル・ロマン 『ブラック・ジャック 危険な賭け』 ─手塚治虫原作「ブラック・ジャック」より─作・演出/正塚 晴彦 ジャズ・オマージュ 『FULL SWING!』 作・演出/三木 章雄 でももうこれは本当に、独断偏見以外に私情が入りまくること、お許しください。 なぜなら私は、1994年初演『ブラック・ジャック 危険な賭け』当時、花組トップ・二番手のヤンミキこと安寿ミラさん・真矢みきさん(当時ひらがな)が大っっっ好きで、特にミキさんが生活のすべてってい…
小出恵介さんが主演するということでチケットを買っていたお芝居。つい2カ月ほど前にはこの同じシアターウエストで緊迫感のあるキレッキレの現代劇(「12人の淋しい親たち」)を演じていた小出さんが、今回は「日本昔ばなし」の主人公に。振り幅! 「舞台『日本昔ばなし』貧乏神と福の神~つるの恩返し~」2022年11月17日(木)~27日(日)東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト監修・原作協力:「まんが日本昔ばなし」(愛企画センター)脚本・演出:モトイキシゲキ出演:小出恵介、中村ゆりか / 丹羽貞仁、黒田こらん、大倉空人、中西良太、原日出子、安寿ミラ / 星田英利、片岡鶴太郎、生島ヒロシ / 肥後克広、星田…
先日、長年の友人から「宝塚のOG公演があるんだけどいかない?」と声をかけてもらいました。 学生時代のいっとき、私は熱心な宝塚ファンでした。 若いころから宝塚好きな母に連れられて行ったのがきっかけでしたが、観続けるうちに私のほうがはまって通い詰めるようになったのです。(最近になってゆるくファン復活!) そんな頃、好きだったトップスターさんのファンクラブで知り合った友人です。 好きな組の公演の時は学校に行く前に入り待ち、学校が終わったら立ち見で観劇して出待ち(学生はお金に余裕がないので複数回観るためには高い席はそうそう買えない)というディープな数年間をともに送った同士でした。 好きなスターさんが退…
当ブログにお運び戴きありがとうございます✨ 元ヅカファン、「ナゼキニ」ブログ筆者の猫目宝石@nazekiniと申します。 先日、WOWOWライブ「宝塚への招待」枠で放送された「メランコリック・ジゴロ」を録画、拝見しましたので、その感想を書いてゆきます。 よろしくお願い致します。 「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」とは 「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」あらすじ 「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」の感想と思い出 「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」とは 「メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-」とは、宝塚歌劇団の正塚晴彦作・演出によるサスペンス・コメディの…
前々回と前回に引き続き、私が個人的に風間柚乃さんで見てみたい役のお話です。最後は『ベルサイユのばら』のオスカル様。 『ベルサイユのばら』といえば宝塚を代表する演目で、主役のひとりオスカルは、「男装の麗人」という宝塚の男役を象徴するような役どころです。 でもオスカルは、男役さんにとってすごく難しい役なんじゃないかなとも思います。男装した女性である男役が演じるからといって、そのままではいつもの「宝塚の男性像」になってしまうし、オスカルが女性であることを意識しすぎると、たぶん娘役が演じる以上に女っぽさが際立ってしまう。 そんな「男」と「女」の綱渡りのようなバランスを、風間さんだったらどんなふうに演じ…
【今日は何の日】 *国立競技場落成記念日 →1958(昭和33)年、神宮外苑に国立霞ヶ丘陸上競技場が完成 1964(昭和39)年にはオリンピックの開閉会式場になった。 *信長の野望の日 →1983年のこの日に日本の戦国時代をテーマとした歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』第1作が発売されたことに由来 *マフィアの日 →1282(弘安5)年のこの日、フランス支配下のシチリアでフランス人の蛮行に対抗した「晩鐘事件」という暴動があった シチリアは『ゴッド・ファーザー』だけでなく『グラン・ブルー』や『ニュー・シネマ・パラダイス』など多くの映画の舞台となっている *旧ねはん会 *奈良薬師寺花会式 →…
『リボンの騎士』サファイヤ 『銀河鉄道999』メーテル 『機動戦士ガンダム』マチルダ・アジャン 聞いたり読んだり見たり教えてもらった話 『リボンの騎士』サファイヤ タカラジェンヌをモデルにした漫画キャラクターとして、恐らく一番有名なのが手塚治虫先生の『リボンの騎士』のサファイヤ。作者の手塚治虫先生が大の宝塚歌劇団のファンであることはとても有名です。 手塚治虫先生は母親の影響で物心がつく頃から宝塚歌劇団が大好きで、戦後は劇団が現在も発行している『歌劇』や『宝塚グラフ』に漫画を描いてもいました。また、生前はテレビでも自身の著書の中でも宝塚歌劇団やタカラジェンヌに対する熱い思いを語っています。 戦前…
大浦みずきさんのベルばらフェルゼン編が、私をタカラヅカさんのアリ地獄に引き摺り込んだのです。その時に見たのは、安寿ミラさんのオスカルでしたが、今回のスカステさんは、真矢みきさんのオスカルバージョンであります。私はミキさんの方が好きです。オスカルの私的トップ3からミキさんを加え、オスカル四天王とさせて頂きます。更に「ああ巴里の夜ぅ~」と歌う峰丘奈知さんの美しい歌声を、別バージョンで視聴できる幸せ。76年の鳳蘭さん版では大空美鳥さんが歌っておりましたが、キーが違うぞ、であります。やはり峰丘奈知さんが歌うように高いキーで歌ってこその「ああ巴里の夜ぅ~」なのであります。大浦みずきさんの魅力については、…
後編は私も知っているジェンヌさんたちのご挨拶を列記しました。 思い入れが強い分、コメントも多めになってしまいますがご容赦を。 スターさんたちの退団挨拶 未沙 のえる(みさ のえる)「お箸が転んでもおかしい年頃から、やけに涙もろくなった今日まで、ひたすら夢中で歩いてまいりました。宝塚歌劇団未沙のえるの看板を、今、下ろします。」 ◆◆◆ この方のコメディセンスは本当に抜群でした。本当に楽しませてもらいました。この方の役で印象に残っているのは、やっぱり「ME&MY GIRL」のパーチェスターですね。~♪~おーやしきの弁護士がもーしあげる~♪~の歌はこの方のお声で脳内再生されます。 和央 ようか(わお…
『李香蘭』を配信で見た。 オリジナル作品の初演で、「日中国交正常化 50周年・ 日中平和友好条約 45周年 記念公演」とのこと。 キャスト 李香蘭:西内まりや 川島芳子:飛龍つかさ リュバチカ:玉置成実 児玉英水:中村太郎 川喜多長政:伊勢大貴 山家亨:柳瀬大輔 甘粕正彦:良知真次 山口アイ:松本梨香 山口文雄:速水けんたろう 李将軍:加藤靖久 潘月華:明音亜弥 長谷川一夫:斉藤秀翼 感想 李香蘭を主人公にしたミュージカルはやたらにたくさんある。劇団四季の『李香蘭』はもちろん、去年は新作の『夜来香ラプソディ』をやっていた。さらに2018年には『ふたりのヨシコ 李香蘭と男装の麗人』という作品もや…
皆様あれまして(素で打ち間違い) あけましておめでとうございます このブログもどのように続けていくか、いまだ迷い中ですが 今年も探り探り書いてみたいと思います。 よろしくお願いいたします🐰 さて年末年始、ヅカファンはさまざまなニュースに振り回されてしまいました。 1.2023年月組ラインアップ追加 ●主演・・・月城 かなと、海乃 美月 ミュージカル『フリューゲル -君がくれた翼-』作・演出/齋藤 吉正 東京詞華集(トウキョウアンソロジー)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』作・演出/栗田 優香 …これに関しては「なるほど、うみちゃんは確実にここまでいるのだな」 ってことと 「また戦争も…
2022年ももうすぐ終わろうとしています。 すごく個人的には、今年は本当にいろいろあった年でした。 ここ15年くらいの中で、いちばん変化があった年かもしれません。 また機会があれば、折々に書いていこうと思います。 今回は、2022年に私が観た宝塚公演を中心に、勝手な賞を進呈いたします! (マジいらんわってゆー) 今年も、コロナ禍の影響が大きく、公演中止・休止が相次ぎましたね…。 観客にも、歌劇団にも、そしてジェンヌさんたちにも辛い一年だったと感じます。 そんな中でも、舞台では常に笑顔のジェンヌさん、夢を見させてくれた宝塚に愛をこめて…💞 笑って泣いてまた号泣賞…『元禄バロックロック/The F…
安寿ミラさんの 白扇花集やはり、一路真輝さんによる78期初舞台生インタビューの後半が見どころなわけです。一路真輝さんの如何にも女王様な雰囲気が、78期生40名を圧倒しておるのです。ホンの少しでも緩もうものなら首が飛びかねない張り詰めた空気が、画面からも伝わってきてビビります。一路真輝さんコワ過ぎであります。このように恐ろしい上級生の氷のような視線に晒されながらも、ニコやかに笑っておられるジェンヌさんのメンタルに驚いてしまいます。最近、にわかに気になり出した音羽椋さんがこの期であったと初めて知りました。まだまだフツウの女学生といった感じでありました。エラい美少女がおるなと目についたのが貴城けいさ…
みなさまこんにちは はなのです🌷 今回は題名の通り、 月組全国ツアー公演 「ブラックジャック 危険な賭け」 「FULLSWING」 を観劇してきました!!🌙 私にとって初めての生月組さんでした!! 初心者ながら、感想を残していきたいと思いますので、こういう人もいるんだなー程度に見てくださると嬉しいです!! では参りましょう!! 以下、ネタバレを含みます! れいこさんがぴったりすぎた「ブラックジャック」 演目が出た時に 「ブラックジャックなんて宝塚でもやるんだ!!!」 とめちゃめちゃ純粋に驚いていた私ですが、 そうですね、「宝塚」ですもんね、、 過去に安寿ミラさん主演で舞台化されていたのか!と初…
ブラックジャック FULL SWING! ブラックジャック 先日、月組さんの『ブラックジャック』と『FULL SWING!』を配信視聴しました。 日曜に見たのになかなか感想が書けなかったのは、お芝居の感想、何て書いたらいいんだろう、、、と思ってしまったんですね。 だって、月城さんの月組は好きだし変なこと書きたくないんだけど、『ブラックジャック』、正直なところ、なんか暗いわ、と思ってしまったんですよねぇ。そして、登場人物が設定的にずっと怒ってる風に見えたり、すれ違ってギスギスしている様子にあまり感情移入できないまま終わってしまった。。。 もっと感性を豊かに見ないといけないですね、まだまだファンと…
全国ツアー公演『ブラックジャック』初日映像を観ました。 『ブラックジャック』は1994年が初演で、30年近く前に上演された作品。 当時人気のワンツー、ヤンミキ(安寿ミラ・真矢みき)のコンビ感が良かったらしいですね。 正塚晴彦先生の作品は、照明が暗めなのに、衣装がモノトーンで…それはそれでクールでスタイリッシュなのですが、全体的に舞台が暗い。 「ブラック・ジャック」連載開始50周年のメモリアルイヤーのスタートの2022年11月に初日を迎えるということで、この作品に決まったそうですね。(宝塚歌劇公式HP 作品紹介ページより) そういう理由ではなく、全国ツアー公演では、各地方のお客さんに来て頂き、ひ…