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安徳天皇

(一般)
あんとくてんのう

平安時代末期の天皇。名は言仁(ときひと)。
『平家物語』で有名な平清盛を外戚に持つ幼帝であり、壇ノ浦合戦にて祖母にあたる二位尼(平時子)と入水し崩御。
平家物語で、ご誕生の際「男の沽券にかかわる重大なミス(女性用儀礼をやっていたら実はそれだったので慌てて男のお子用儀礼にシフト)」があったというのとその他*1で、実は女帝説もある。さらに壇ノ浦の合戦で、平家物語で語られる際「船に乗るときと入水するときの衣装が違う」という普通の間違いから、「崩御ということになっていたのは替え玉で、帝は無事にその辺へ落ち延びた」という伝承が一応夥しくあるらしい。

謚号について

この頃は一般には追号が用いられていたのだが、怨霊封じのためか「徳」の字を使った漢風謚号が送られた。
また、冷泉天皇から後桃園天皇までの天皇は明治まで〜天皇*2という呼称が用いられていたが、安徳天皇に限っては安徳と称された。この時期に院天皇以外の呼称が用いられた他の天皇は後醍醐天皇のみである。

*1:汎世界的に「蛇に関わる」「水の中をくぐる」と性別が変わるというバイアスがある 安徳天皇の場合は入水の他、平家物語で「ヤマタノオロチの後世」と言われる

*2:冷泉天皇など。

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