1167年、平清盛が武家として史上初の太政大臣になり、その後、平家一門は政府の重要な地位を独占し1169年には全国にある荘園のうち500近くを所有し、また日宋貿易で 莫大な財産を築きます。 「平家にあらずんば人にあらず」なんて言って、おごっていたという話もあります。 清盛の孫は安徳天皇になり、栄華を極めたものの、後白河法皇や源氏を中心にした 反平家勢力が決起し平安時代末期の1185年壇ノ浦の戦いで惨敗。 安徳天皇は入水し、それに続き平家一門の多くが海に沈み命を落とします。 総大将の平宗盛はつかまり、捕虜として鎌倉に送られた後、6月21日、近江国篠原宿で源義経により斬首されます。こうして平氏は滅…