「津浪記」と刻まれた石碑。。 大阪市大正区。JR大正駅から歩いてすぐ、安治川と木津川が合流するかかる大正橋の たもとにあります。 この石碑は、幕末の1854年に起きた「安政南海地震」とその直後に発生した津波の被害の状況を記した「安政大津波碑」で、地震の翌年の1855年7月に建立されました。 この石碑が建てられた当初は木津川には橋はなく、石碑は渡し場に建てられていたそうです。 石碑の正面は花立、線香立てがあります。 (水の都大坂を襲った津波) 江戸時代の大阪は水運に恵まれ背景に京都などの大消費地を控え全国の物資の集散地となっていました。 街の中を何筋もの川が通り、川にはたくさんの橋が架けられてい…