安曇野市穂高

先日悠久のほほ笑み(大桑村)のことを書いた際に「有孔鍔付土器って“うわっなにこれ”というものが多い」と書きましたが、この機会に個人的気味悪い土器ベスト3を備忘録的に載せてみることにしました。 第3位 有孔鍔付土器(岡谷美術考古館) 堂々の長野県宝。花上寺遺跡は諏訪湖のすぐ近くにあったそうです。 でっぷりとした樽のような形、そしてこのぐるぐる渦巻き、ステッチのようにつけられた模様。あまりのインパクトに展示室内でもとても目立っていました。考古館の説明では「口縁部の内外に赤色塗彩がみられる」とのこと。大桑村の土器も塗彩のことが書かれていましたね。 面白い模様なのですが、どうもこの土器からは妙な気味悪…

Shinshu Portrait Fes'24(信州ポートレートフェス) 会期 2024年7月26日(金)～7月28日(日) 10:30～16:30 ※21日･22日のみ10:30～17:00 場所 ギャラリー レクラン 〒399-8301 長野県安曇野市穂高有明7686−1 https://maps.app.goo.gl/amXwtLRcCwemBCZX9 展示予定モデル 桜花きち 在廊は21日を予定しています。 皆様のご来場お待ちしております。 ｢Shinshu Portrait Fes'24(信州ポートレートフェス)｣開催まで1ヶ月を切りました❗️😆この写真展は #信州のポートレートを盛…

お知らせ これからの営業日 ３０日（金）、３１日（土）、９月１日（日）、７日（土）、８日（日） じゃらんで、すでに予約されている方は、そのままいらっしゃって下さい。 来年に向けて農園管理、テラスのメンテナンス等の仕事をしたいので、予定よりか早めに営業は終わりにしたいのでお知らせします。 農薬に頼らない、硫黄粉や肥料に頼らない、自然に戻したブルーベリー栽培を実現しています こだわりの無農薬栽培 2009年に苗を植え始めてから無農薬栽培です。また、、、の周囲を高さ２ｍの４㎜ネットで囲み、周辺の農地から農薬の飛散防止をしています。 自然栽培 自然の仕組み（ＢＢに共生している菌根菌＜ERM菌＞）を活か…

安曇氏に関わる人物や古墳などをとりあげ、古代に何が起きていたかを紐解く。安曇についての後編。また渡来した民族の出自を推定する。次の流れで紹介していく。 ・阿曇連百足・播磨国風土記・揖保郡・石海の里・阿曇連百足・播磨国風土記・揖保郡・浦上の里・阿曇連頬垂（あづみのむらじつらたり）・阿曇比羅夫（あづみのひらふ）・阿曇比羅夫とヒラブ貝とサールト・ワダツミのワタとは何か・穂高古墳群・松本市の弘法山古墳・古代の西洋や中央アジア情勢・出自のまとめ・命名の対比構造 前編は下記を参照のこと。 shinnihon.hatenablog.com ■阿曇連百足・播磨国風土記・揖保郡・石海の里 肥前国風土記、播磨国風…

海人・安曇族（あづみ）と関連のある阿曇比羅夫（あづみのひらぶ）について。サルタヒコと関わる底度久御魂（そこどくみたま）など3神の名前から古代に渡来した民族とその場所をひも解く。次の流れで紹介していく。 ・阿曇比羅夫（あづみのひらふ）・猿田毘古神と比良夫貝・比良夫貝とは何か・底度久御魂が意味するものは何か・ソグディアナは粟特（ぞくとく）・ソグディアナと底度久御魂の関係・ソグド人とは ■阿曇比羅夫（あづみのひらふ）志賀海神社で紹介した阿曇浜子より後、阿曇一族で活躍した人物に阿曇比羅夫（あづみのひらふ）がいる。 661年（斉明天皇7年）、百済の救援軍の将軍となり百済へと渡った。662年（天智天皇元年…

朝、窓からの景色です。 雲、多いわぁ… ヤマテンでは「キリ」＆「雨」予報でした。 今日は、小淵沢駅の近くに宿をとりました。 昨夜いくつかの山を調べたとき、明日の天気がいちばんいいのが八ヶ岳だったからです。 小淵沢に泊まれば、八ヶ岳や金峰山に近いと思いまして。 これから、小淵沢の宿へのんびり移動するだけ。 じゃあ、私がおいしいと思っているお店のハシゴをしよう～。 宿を出て、まず穂高駅へ向かっていると… なんかすてき。 細野神社の御朱印・アクセス情報（長野県細野駅）|ホトカミ ひっそりとあるのが、なんかとても良かったです。 ん？ 違和感。 狛犬の阿吽の向きが違う？ 見慣れているのは、向かって右が口…

北アルプス定点観測日誌 2024年8月11日日曜日 山の日 7:45 安曇野は晴れ 快晴 北アルプスに積雲 気象庁3時天気図 台風が東北に上陸する予報です。 今日は参加している外国人支援団体のイベント「あずみの国際DAY！」が安曇野市穂高の交流施設みらいで開催されました。 写真は私が昼過ぎの手が空いてきた時に撮影したのでお客さんがあまり写っていませんが150人くらいの見学者が来られました。

長野県安曇野市穂高柏原の路傍（訪問日：2024年3月25日）柏原西交差点から南西に伸びる道をずっと行くと、三叉路に立派な土台と覆屋を伴った石造物が見えてきます。いずれも彩色が施されています。向かって右から掲載します。双体道祖神塔刻銘「天保十二丑正月吉日(1841) / 久保田村中」御尊容（男女神像、握手型、自然石龕型） 二十三夜塔刻銘「文化十三丙子六月吉日(1816) / 二十三夜塔」 自然石型 道祖神塔刻銘「天保十三寅正月日(1842) / 松下中 / 道祖神」 自然石型 双体道祖神の背後にはお祭りに用いられた祭具的なものが納められていました。このあたりの習俗には疎いのでこれが何というものな…

安曇野穂高に愛すべき餃子がある。もともとは穂高駅前通り沿いにあった食堂だったはずだ。その後、餃子専門店として現在の場所に移転したと記憶している。 松本から白馬に向かう国道路沿いにあって、一際目立つ店舗兼自宅の3階建（当時は珍しかった）の建物。ボクはこれを『餃子御殿』と呼んでいる。 以前は店内でも食べられたのだが、途中からテイクアウト専門店となった。焼くのに時間がかかるので、事前に電話で予約した方がいいし、確実です。なにせ注文が多いと断られることもあるから。 久しぶりに2人前を買ってみた。皮はモチモチで柔らかい。カリッと焼くというより、具沢山でボテっとした感じ。餃子というより小籠包に近い。 大ぶ…

有名な建物でちょっと気が引けた。 2023年6月2日、F6（410×318）、水彩、ワトソン 碌山館（長野県安曇野市穂高5095-1）は1958年開館。安曇野のシンボルとして多くの人々に愛されているそうです。 mikiatelier.base.shop

長野県安曇野市穂高の共同墓地（訪問日：2024年3月25日）個人宅脇の道を進むと共同墓地に出ます。墓地入り口に立派な覆屋付きで石仏石塔が安置されています。掲載は左の庚申塔から。どちらも見事な彩色がなされています。青面金剛像庚申塔 刻銘「享保十六年辛亥三月日(1731)」御尊容（立像、一面四臂、握蛇型、舟形光背型）、その他像容・彫像（日天月天、瑞雲、三叉戟、蛇、松明(宝棒?宝剣?)、宝輪(宝玉?)、髑髏、二鶏）三猿像白蛇は腕に巻きつく形で表されています。像手前の台石には「施主女連中九人」とあります。 二十三夜塔刻銘「文政五壬午天二月吉日(1822) / 等々力町地□ 两上町 / 二十三夜塔」 自…

長野県安曇野市穂高の路傍（訪問日：2024年3月25日）丸山菓子舗本店の脇、土蔵の前に大変立派な覆屋の下に合計6基の石仏石神が置かれています。屋根部にはそれぞれの石塔に対応した詳細な解説板が掲げられていましたので、載せていきます。 解説板① 二十三夜塔月は古来から太陽と共に信仰の対象として崇められ拝礼されてきました。太陽は昼の世界を照らし月は夜の世界を照らして照明の無かった古代においては人々の生活の上に大変重要なものでしたから、民間に「月待」の行事が起るのも自然の姿といえましょう。月待は講を組織した人々が集まって精進・勤行し飲食を共にしながら月の出を待つ行事で講や村単位で供養のしるしに立てたの…