介助犬のトレーニングをうけていた「大郎」が野田良雄さんとの合同訓練をへて、りっぱな介助犬になるまでの物語です。 野田さんは中学一年の時、体の筋肉がだんだんと萎縮していく病気と診断されます。 野田さんの病名はハッキリ書かれていないのですが、モデルの「野口利男さん」は「筋ジストロフィー・進行性筋萎縮症という病気」のためカテゴリーでは筋ジストロフィーで設定しています。 大郎のモデルは介助犬「グレーデル」です。 野田さんの奥様(足がマヒしており不自由で車椅子生活)が盲腸炎で手術し腹膜炎で入院が長引き、野田さんの生活がままならなくなります。 野田さんは奥様が退院するまで施設に行くことにし、大郎は元いたト…