日本のイラストレーター、作家。本名は渡辺昇。1942年7月22日生まれ、2014年3月19日没。東京出身。AB型。蟹座。
日本大学芸術学部美術学科卒業。電通、ADAC(N.Y.のデザインスタジオ)、平凡社でADを務めた後、フリーのイラストレーターとなる。
1979年、「パレットクラブ」発足。他のメンバーは、ペーター佐藤、原田治、当時「ポパイ」のアートディレクターの新谷雅弘の4人。東京築地にあるイラストの学校「パレットクラブ・スクール」において、講師にも就く。
2005年、イラストレーターズ・ソサエティ理事長に就任。
2014年3月19日、脳出血のために死去。71歳。
村上春樹とは親交が深く、共著にエッセー「村上朝日堂」など。また、村上の小説によく登場する「渡辺昇」「ワタナベノボル」は、安西の本名が元となっている。
朝日広告賞、毎日広告賞、紀文おいしいイラスト展特選、1987年日本グラフィック展年間作家優秀賞、1988年キネマ旬報読者賞など。