<太刀 銘:備前国友成(号:鶯丸)> ・平安末期 ・備前友成 ・皇室御物 ・山里御文庫御剣文庫(宮内庁)所蔵 古備前派の刀工・友成によって打たれた太刀で、「友成」作の中で最も古く、刀工の個銘がわかる日本刀としても最も古い刀。 室町時代には既に「鶯丸」と呼ばれていたが、由来は不明。 1441.05.26に足利義教より、結城合戦(1400年)にて功績をあげた 小笠原政康に下賜された。 以降、越後勝山城主である小笠原家に伝来した。 1736.09.13には、8代目将軍徳川吉宗の命にて、義教の感謝状と共に台覧に供された。 1889-93年の間に小笠原家の手を離れ、 1899年7月に宗重正が所在を知る人…