第三部開幕 10巻目を読み終えた時に、色んな意味で、すべての複線が回収されたため、もしかして、このシリーズは終わってしまったのではないか?という不安に駆られました。11巻は短編集だったのですが、終わってしまったから、これまでに取りこぼされてしまった物語を辻村先生が書いたのではないか?と心配していました。12巻が出版されたのを本屋さんで見つけた時の安堵感は半端なかったです。良かった!続いていた!正義は20代後半に入り、成熟した大人の素敵な男性になっているはずですから。まだまだ、正義の話が終わってしまうのは、もったいないです。リチャードは30代ですが、あの美貌は、そう簡単には衰えるはずもありません…