// 家にも衣服にも気候があります。暑い季節は涼しく、冬は少しでも暖かく。住まいは人を守る皮膚であり、衣服であり、シェルター=器としても、多くの機能を求められます。いわば第3の皮膚。寒さから人を守り、健康にダメージを与えない暖かさがほしくなる季節。「室内気候」という言葉をはじめ、私たちは熱や温度について、意外に知っていることが少ないことに気づくのです。 Contents. 住宅・衣服にも「気候」がある 気候と衣服と文化と機能の関係 欧米人と体温や汗腺の数は違う 身体・衣服に次ぐ「第三の皮膚」 身体をセンサーに快適さを計る 伝導・対流・放射の違いとは? 真冬でも太陽が暖かい理由とは あちこち移動…