室町通を一条通が過ぎたあたり「富岡鐵斎邸跡」。 普通に歩いてると通り過ぎてしまいそうな日本家屋ですが、「最後の文人」と言われ明治,大正期の儒学者であり日本画家であった富岡鐵斎が1882年から亡くなる1924年までここで住まいし数々の大作を描いた邸宅です。 自らを画家ではなく儒学者と称し「自分は意味のない絵は描かない」「自分の絵を見るときは、まず賛文を読んでくれ」と言い続けたのが「最後の文人」と伝わる所以とも言えますが、この邸宅は最近まで「京都府議会公舎」とされて居て、現在は未利用で南に隣接する京都府公館・京都府計量検定所を含めた活用案を一昨年から昨年度末を期日に「サウンディング型市場調査」が実…