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宦官

(一般)
かんがん

 中国を中心に東アジアで見られた去勢された官吏。
 中国では刑罰として宮刑と呼ばれる去勢を施す刑があり、受刑者が皇帝や後宮に仕えるようになったのが宦官の始まり。しかし、宦官が重用されると自発的に去勢して宦官となるケースも出てくるようになった。このように自ら宦官となる行為を自宮と呼び、宦官が隆盛を誇った明代には自宮が中心であった。
 大抵の宦官は無欲であったが、まれに権力欲旺盛な者が現れると、情報を壟断したり、自ら王になったかのような行いをすることもあった。秦の趙高などが有名。

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