2025年8月のブログです * 宮下奈都さんの『窓の向こうのガーシュウィン』(2015・集英社文庫)を初めて読む。 旭川の古本屋さんで目について購入。 不思議な小説だ。 あらすじはいつものように書かないが、未熟児で生まれて耳が少し不自由な少女が主人公。 未熟児を保育器に入れない選択をした両親は、父は時々いなくなり、母は家事が苦手。 少女は、しょうがないと、あきらめているが、嫌な言葉だが、毒親、と貶してもいい状況だろう。 しかし、あきらめての結果とはいえ、両親を貶さないところが、一味違う物語の展開となる。 少女はヘルパーとして、元教員らしき老人の家庭で仕事をして、その息子や孫(実は少女と同級生)…