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宮本常一

(読書)
みやもとつねいち

1907年、山口県周防大島東和町(現周防大島町)生まれ。民俗学者。
1981年、死去。


その研究は、何気ない庶民の暮らしぶりを丹念に追う視点の低さを特徴とする。
研究のため日本国内をくまなく巡り、生涯の4000日以上を旅に費やしたという旅の鉄人でもある。
その薫陶を受けた人物として、作家の永六輔や賀曽利隆の名が挙げられる。また、「被差別民の芸能」として絶えかけていた「猿まわし」の復興も支援するなど、その研究活動は、常に実践が伴っていた。
「忘れられた日本人」「家郷の訓」等著書多数。


「忘れられた日本人」収録の元博労だった盲目の老人の女性遍歴を綴った「土佐源氏」は、「文学的な名作」として知られ、芝居にもなっているが、近年の研究では宮本の創作が混ざっているといわれている。

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