2017年8月のブログです * 梨木香歩さんの『家守綺譚』(2008・新潮文庫)と『冬虫夏草』(2017・新潮文庫)を読みました。 最初に文庫新刊の『冬虫夏草』を買って、読み始めたところ、これが『家守綺譚』の続編だとわかったので、『家守綺譚』も買って、ひとり旅に持ってきて、一緒に読みました。 とても不思議な小説です。 梨木さんの小説には、不思議な小説が多いですが、これもかなり不思議な小説です。 しかし、読後感は、とても清々しいです。 そう、清らかになる感じです。 舞台は100年くらい前の琵琶湖湖畔の街々と、鈴鹿山中の村々。 文士である主人公と、友人、さらには周囲の人々と動物たち、草花、木々など…