※この記事は、実際の子育て体験から「発達グレー×不登校対応のリアル」を描くシリーズです。制度への問題意識と、親としての現実の葛藤、その両方を綴っています。 息子との距離を置かなければ、家族全体が壊れてしまう──そう感じて、児童相談所に頼る決断をしました。これは、**家族の中で起きた不登校の“連鎖”と、“誰かを守るために傷つく誰か”**が生まれた記録です。 ■はじめに:誰かを守るための決断 息子が中学2年生の3学期、家族の中で一つの決断が必要になりました。それは、息子を児童相談所に一時的に預けるということでした。決して軽い判断ではありません。 そのきっかけになったのは、3年間努力してきた娘の高校…