読みました……"読んでしまった″ と言った方が良いですかね……。 ただ、一言、感想を言わせて頂くなら、「とっても素晴らしかった」です! 1992年度 第45回日本推理作家協会賞長編部門を受賞したこの作品。 綾辻行人氏の代表作とされる「時計館の殺人」。 とても悲しくて、恐ろしくて、そして儚かった……。 先日、「他の作品と比べて長いのでゆっくりと読みたい」と述べましたが我慢出来ず読んでしまいました。 持ってる版が講談社文庫「2002年5月30日第17刷発行」バージョンで、延べ616頁に及ぶ大作品で、新装改訂版に至っては上下巻に分かれています。 2004年に発表された「暗黒館の殺人」 そして、201…