富士見書房が出しているレーベル。 ライトノベルの手法で書かれたミステリー&ホラーというのが創刊当初のコンセプトであったが、2003年12月にリニューアル、以降のキャッチフレーズは「L.O.V.E」。 現在はラブコメや学園ものやらの非ミステリー作品と「GOSICK」等のライトミステリーが2つの柱になっている。 新人賞は富士見ヤングミステリー大賞。略称は富士ミス。
ようこそ、シュガーです。 富士見ミステリー文庫から発売されていたライトノベル 著者:葉山透 さん イラスト:山都エンヂ さん ニライカナイをさがして を読みました。 ニライカナイをさがして (富士見ミステリー文庫) 作者:葉山 透 富士見書房 Amazon 今は無くなってしまった富士見ミステリー文庫の作品。 感想レビューを書いて行きます。 いつも通り私の個人的な評価です。 ネタバレがあるかもしれないのでご注意ください。 葉山透 山都エンヂ ニライカナイをさがして ニライカナイをさがして 内容紹介 ストーリー あらすじ ニライカナイを探して 感想 レビュー 評価 葉山透 さんのおすすめ作品紹介 …
またも久方ぶりの更新になってしまいました。今年の前半も終わろうとしていますが、自分は公開できない小説をひたすら書き、釣り(詐欺等ではないほう)をし続けるという健康な生活をしていました。マスに加えてバスをやると釣行が増えますね。 さて、今回は映画の感想となります。というのも昔からの作家仲間がなんと監督をされたということで、試写会に行ってきたのです。監督:川上亮 映画タイトル『札束と温泉』です! satsutabato-onsen.com その前に川上亮監督とは 映画『人狼ゲーム』シリーズの原作・脚本担当であり、『人狼ゲーム/デスゲームの運営人』で監督デビューを果たしていた脚本家・映画監督です。ゲ…
昨日5月25日から第2回MF文庫Jevoが始まりました!! kimirano.jp 第1回から楽しく色々な短編を読ませていただいている企画でして、今回はこうして雑談としてだらだら~と感想でも書こうかなと。
深見真著、ブロークン・フィストの一巻を読んだ。 第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞した一作であり、現在も現役で作家として活動し、PSYCHO-PASS サイコパスなどのアニメ脚本・シリーズ構成でも活躍する深見真のデビュー作。2002年発売。 富士見ミステリー文庫という、富士見ファンタジア文庫が21世紀初頭に版図をひろげようとした結果生まれた奇妙なレーベルの新人賞最初の大賞受賞者。最初からこれなんだから迷走している。その後もミステリー文庫にはいい作品が生まれるものの迷走は続き、ドラゴンマガジンの審査員選評での審査員の言葉にも応募作へのミステリー的なクオリティへの苦言がぽろぽろ出ていたように思…
いろいろ忙しくて遅くなってしまったけどキャラット感想です。 【きららキャラット6月号】まんがタイムきららキャラット6月号は本日発売!表紙はなんと!!!原作:深見真先生、漫画:藤真拓哉先生「たくあかっ!」!今月号より堂々新連載スタートです。胸に光るバッジは、TAX ACCOUNTANT──税理士の証! pic.twitter.com/PEnFECDXIJ — まんがタイムきらら編集部 (@mangatimekirara) 2023年4月27日
稲生平太郎著、アクアリウムの夜を読んだ。 1990年に書肆風の薔薇から刊行された小説を、角川スニーカー文庫が2002年に復刊したという変わった経緯の作品。2000年代初頭、角川スニーカー文庫はスニーカー・ミステリ倶楽部というレーベルを作っており、そこから出た作品。これはあまりうまくいかなかったのだが、米澤穂信がデビューしているのだからあってよかった。 当時、富士見ミステリー文庫というのもあった。こちらもうまくいってなかったが、いい作家はいたし面白い作品もあった。 どちらももうないレーベルだが、ラノベが市場を拡げる中で年齢高い層を狙う施策を行うというのは振り返れば慧眼に違いなく、その後ラノベは深…
メタSFミステリ(←???)安直だけど奇書、なのだろうか。 過去読んだ本の中でも屈指のぶっ飛び具合… もしかしたら傑作なのかもしれない。あと普通にギャグのキレが良すぎて、コメディ小説としてのレベルも高い。 二話以降はすべて引き攣り起こすかと思うくらい笑った。 マジで全人類読んでほしい…… と言いたいところだけど、ある程度ファンタジアならびに富士ミスの事情に明るくないとところどころ意味が理解できない…… かも。でも少なくともわたしの中で今年のベスト候補の一角に挙がったのは間違いない。 富士ミス作家たちのギリギリまで諦めない不屈の精神、作中の設定がどれほど破綻していようが、あの手この手で辻褄を合わ…
どうも!やまびこです♪ 今日は、『GOSICK -ゴシック-』を紹介します♪ (出典:https://www.amazon.co.jp/) 1.『GOSICK -ゴシック-』とは? この作品は、後に直木賞作家となる桜庭一樹先生によるライトノベル作品です。 もともと、富士見ミステリー文庫にて出版された作品で、桜庭一樹先生の代表作の一つです。 刊行された当時、僕は「ミステリー」の要素と、可愛らしい金髪少女の挿絵を図書館で見つけて手にとったことを覚えています。 2.『GOSICK -ゴシック-』の魅力! この作品の魅力は、ミステリーの定番である「探偵役」と「助手役」の形をとった謎解きの面白さにありま…
どうも!やまびこです♪ 今日は、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』を紹介します♪ (出典:https://www.amazon.co.jp/) 1.『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』とは? この作品は、後に『私の男』で直木賞を受賞した小説家 桜庭一樹先生のライトノベル作品です。 富士見ミステリー文庫というレーベル上「ライトノベル」に分類される作品ですが、非常に重い雰囲気の小説で、1冊で完結している作品です。 2004年に初版された後、2006年度の「このライトノベルがすごい!」で3位となり、桜庭一樹先生が一般文芸で注目されるきっかけを作りました。 2.『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』の魅力! この…
【最近買った本】 2022/10/15 千葉の某ブックオフにて。 金子邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』小学館文庫 円城塔の師匠として一時期話題になった本。最初みたとき金子郁容かと思って『空飛ぶフランスパン』とか読んだなあ、などと思ったが違う人だった。 西村京太郎『天使の傷痕』講談社文庫 亡くなったのを機に手を出しているのだが、折よくデビュー作が見つかった。 半村良『太陽の世界 3・4・7』角川文庫 太陽の世界も、昔はどこにでもあったのに、全然見なくなってしまった。見つけると買っている。 高遠砂夜『レヴィローズの指輪』コバルト文庫 なつかしの作品。全18巻中、9巻~18巻まで並んでいたのでまとめて買…
https://twitter.com/hmmr03/status/1545634324036599808 『ブギーポップ』のラノベ史上の影響って、作品そのものの影響(いわゆる新伝綺)よりどっちかというと「そういうの新人賞に応募しても良かったんだ!?」てラノベ投稿の間口を広げた部分にあったんだと思うんですよ。時雨沢先生の反応とかがまさに典型なんですが。 http://www.p-tina.net/dww/454.html 左さんがイラストレーターになられた経緯 学生の頃に友人が、黒星紅白さんが表紙を描いていた『カラフルピュアガール』という雑誌を見せてくれて。「これはパステルで描いているのか?」…
5月に読んだ本 ども、サウナ探偵です。 5月に読んだ面白い本をまとめる。 5月は新型コロナにかかって死んでたので冊数少なめだったけど、読んだやつは面白いのが多かった気がする。 千歳くんはラムネ瓶のなか2/裕夢 千歳くんはラムネ瓶のなか 2 (ガガガ文庫)作者:裕夢小学館Amazon なんでコイツら海外ドラマみたいな喋り方しかしねえんだ。伊坂幸太郎か? あまりの寒さに始めの100ページは背筋をゾワゾワさせることになる。 ともあれ話はおもしろい。最後は面白かったーで終わるのでOK。 バカ高の不良がボコボコにされて死ぬところがグッドですね。 人格転移の殺人/西澤保彦 人格転移の殺人 (講談社文庫)作…