AI、量子コンピュータ、サステナビリティ。現代のイノベーションは、もはや一企業の研究室の中だけで生まれるものではありません。世界を変える可能性を秘めた革新的な技術の多くは、俊敏で大胆な発想を持つスタートアップ企業から生まれています。こうした未来の種を見つけ出し、自社の成長エンジンへと取り込むために、大企業が設立するのが「コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)」です。 今回は、日本のIT業界をリードする巨人・富士通が、世界の最先端スタートアップに投資し、未来のイノベーションを創出するために設立したCVCの運営会社、富士通ベンチャーズ株式会社の決算を読み解き、その役割と、富士通が描く未来への投…