___________________________________ 軒の玉水かず知らぬまでつれづれなるに、「いみじきわざかな 石田(いした)のかたにもすべきわざのあるに」とおのが心々に、しづのをの言ふかひなき声にあつかふも耳とまりて 78 雨により 石田のわせも 刈りほさで くたしはてつる ころの袖かな (『相模集全釈』1991年 風間書房 )____________________________________ いまだ『相模集』の「石田」の呪縛が解けずに、今もなお、あれこれと想い巡らしている。 「石田のわせ」については、2016年3月2日の enonaiehon( 「まきおきし 石田の…