急性白血病治療の初期に行われる療法。正常造血の回復・末梢血液所見の回復・臨床症状の改善(形態学的完全寛解)という治癒のための第1ステップを得ることを目標とする。
複数の薬剤を併用する多剤併用療法による化学療法による。
寛解が得られた後は、さらに再発を防ぐための寛解後療法や造血幹細胞移植療法が行われる。
※前の記事 ――――― 薬の種類 朝夕の薬はこれまでと同様だが、入院中に出来た痔の薬が追加された。 朝: プレドニゾロン錠5mg ×10、フルコナゾールCap100mg ×1、バクタ配合錠 ×1、レボフロキサシンOD錠250mg ×2 夕: プレドニゾロン錠5mg ×10、ネキシウムCap10mg ×1 不定期: マグミット錠330mg(便通改善用)、ピコスルファート液(便通改善用)、ヘモポリゾン軟膏2g(痔)、ネリザ軟膏2g(痔) + ロイナーゼ筋肉注射(2日に1回)、オンコビン点滴(1回)、血小板輸血 体調 0801-0802(寛解導入療法22-23日目) 体調にムラがあった。3~4時間お…
※前の記事 void00.hatenablog.jp ――――― 薬の種類 だいぶ量が減った。特に、ステロイド(プレドニゾロン錠)が1日20錠から1~2錠に減った。 朝: プレドニゾロン錠5mg ×1or2、フルコナゾールCap100mg ×1、バクタ配合錠 ×1夕: ネキシウムCap10mg ×1不定期: マグミット錠330mg(便通改善用)、ネリザ軟膏2g(痔) + ロイナーゼ筋肉注射(30日目)、オンコビン点滴(30日目) 体調 0808~0809(寛解導入療法29~30日目) 前日までとは打って変わって調子が良くなった。元気だ。久々に「ヒマ」という感覚を取り戻した。PC作業もストレッチ…
2023 EULAR recommendationsー個々の推奨8-12ー ref) 2023 EULAR recommendations for SLE EULAR recommendations for the management of systemic lupus erythematosus: 2023 update - PubMed (nih.gov) この度はいよいよ腎炎を読み進めていきます。1-7よりも読み応えがありました。個人的にはSGLT-2阻害薬にコメントされていた点が印象的でした。 Patients with active proliferative lupus neph…
見ていただきありがとうございます。 急性骨髄性白血病(M2型)2022年8月2日から闘病中。 夫と中2娘の3人家族、高齢お母さんです。 自身の闘病生活を、誰かのために自分のために、 【期間限定を目標】に綴っていきます。 1クール目 寛解導入療法→寛解 8/2(火)〜9/6(火) 地獄絵図の副作用 一時退院 9/6(火)〜9/14(水) 2クール目 地固め療法1回目 9/14(水)〜10/8(土) 一時退院 10/8(土)〜11/1(火) 帯状疱疹で地獄再び、入院延期 3クール目 地固め療法2回目 11/1(火)〜11/29(火) 副作用のコントロールができ安定入院期間 一時退院 11/29(火…
Ann Rheum Dis. 2023;ard-2023-224762. ard.bmj.com EULAR2023で公表されていたSLE推奨が論文化。 それほど新規性はないが個人的に気になったポイントは以下の通り ステロイドは初期用量から中等度ステロイド許容という記載あり ステロイド減量目標が7.5mg→5mgに変更。さらに寛解時のステロイド中止まで言及 生物学的製剤(Belimumab・Anifrolumab)が治療推奨に追加されたが、既存治療と比較して優れているかというのは全く不明で、並列表記 重症・再発例は、高用量CYC・RTX推奨 TMA・CAPSへのEculizumab有用性が期待…
Front Med (Lausanne). 2023;10:1244651. EGPA(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)における腎病変は稀ではあるが、重症例が多い。 Five factors scoreでも腎病変は入っており、EGPA腎病変は重症例としてカウントされる。 1996年Five factors score…蛋白尿(>1g/day)、消化器症状、腎機能障害(Cre>1.58mg/dL)、中枢神経障害、心筋症 2011年Five factors score…蛋白尿(>1g/day)、消化器症状、腎機能障害(Cre>1.58mg/dL)、65歳以上、心筋症
Nat Rev Rheumatol. 2023;19(6):378-393. 多発血管炎性好酸球性肉芽腫症(EGPA)の診断・治療へのエビデンスベースの推奨。大体EULAR・ACRの推奨とほぼ同じ内容。 ctd-gim.hatenablog.com ctd-gim.hatenablog.com ◎包括原則 ◎Statement ◎EGPA治療アルゴリズム
見ていただきありがとうございます。 急性骨髄性白血病(M2型)2022年8月2日から闘病中。夫と中2娘の3人家族、高齢お母さんです。自身の闘病生活を、誰かのために自分のために、【期間限定を目標】に綴っていきます。 1クール目 寛解導入療法→寛解 8/2(火)〜9/6(火) 地獄絵図の副作用 一時退院 9/6(火)〜9/14(水) 2クール目 地固め療法1回目 9/14(水)〜10/8(土) 一時退院 10/8(土)〜11/1(火) 帯状疱疹で地獄再び、入院延期 3クール目 地固め療法2回目 11/1(火)〜11/29(火) 一時退院 11/29(火)〜12/13(火) お出かけできて幸せな2週…
見ていただきありがとうございます。 急性骨髄性白血病(M2型)2022年8月2日から闘病中。夫と中1娘の3人家族、高齢お母さんです。自身の闘病生活を、誰かのために自分のために、【期間限定を目標】に綴っていきます。 1クール目 寛解導入療法→寛解 8/2(火)〜9/6(火) 地獄絵図の副作用 一時退院 9/6(火)〜9/14(水) 2クール目 地固め療法1回目 9/14(水)〜10/8(土) 一時退院 10/8(土)〜11/1(火) 帯状疱疹で地獄再び、入院延期 3クール目 地固め療法2回目 11/1(火)〜11/29(火) 一時退院 11/29(火)〜12/13(火) お出かけできて幸せな2週…
EULAR recommendations for the management of AAV - 2022 update が出版されました。 EULAR recommendations for the management of ANCA-associated vasculitis: 2022 update Table 3. EULAR recommendations for the management of AAV - 2022 update 包括的主旨 A. AAVの患者は治療の有効性・安全性・費用を考慮する患者と医師とのSDMに基づく最善のケアを提供されるべきである。 B. AAVの…
Kidney Int. 2023;103(6):1144-1155. 寛解導入療法終了時(治療開始から4-6ヶ月後)に採取したスポット尿の蛋白尿・血尿と、死亡/腎不全の複合エンドポイント・再発との関連を見た研究 ANCA関連血管炎(AAV)の腎病変は、慢性腎臓病に進展することが多く、生存率の低下と関連している 治療導入前の予後不良因子はよく知られている…診断時の血清Cre/eGFR、腎生検所見(効果製糸球体の割合、間質性繊維化/尿細管萎縮) 一方で治療導入後の予後予測因子はあまり知られていない →ANCA関連血管炎に関する臨床試験に対して事後解析を実施し、寛解導入後の蛋白尿・血尿の転機との関連…
EULAR recommendations for the management of AAV - EGPA - 11.organ-threatening or life-threatening な症状を呈する、新規or再発性EGPAの寛解導入療法において、高用量GCとCYCとの併用療法を推奨する。代替療法として高用量GCとRituximabの併用も考慮されてよい。 12.organ-threatening or life-threatening な症状を呈さない、新規or再発性のEGPAの寛解導入療法においてGCによる治療を推奨する。 13.organ-threatening or life…