周庭さん、事実上の亡命宣言 - 高世仁のジャーナルな日々 あまりにも悲惨なことを見聞きして「共感うつ」になる人がいる。 「共感うつ」で思い出したことがあるのでメモしておきます。 それは西村京太郎(1930~2022年)の初期作品『愛の詩集』(「西村京太郎の部屋」によれば初出は『大衆小説』1965年9月号、西村『夜が待っている*1』(1998年、角川文庫)収録)。 以下、手元に本がなくうろ覚えなので細部に間違いがある可能性をお断りしておきます。なお、残念ながら「西村京太郎、愛の詩集」でググっても「俺がググった限り」では書評記事は全くヒットしません。というか書評記事は鉄道ミステリがもっぱらで「愛の…