スポーツ報知 写真:渡辺了文 激闘だった。 昨夜の寺地拳四朗の試合は、 観ているだけなのに、 何度も声を上げてしまうほどの激しい打撃戦だった。 WBA・WBC世界Lフライ級タイトルマッチで、 王者である寺地拳四朗と、 同級WBA1位・WBC2位のカニサレスが対戦。 カニサレスは29戦26勝2敗1分け。26勝のうちKOは19の強者。 だが、戦前予想では、 総合力で勝る寺地が難なく勝つとの見方が強かったし、 ボクも中盤から終盤にかけてのKO勝利を予想していた。 なので、2回に寺地が最初のダウンを奪った時には、 これは序盤でKOだなと楽観していた。 だが、それからのカニサレスが強かったこと。 攻守の…