『高慢な相手には、屈従すれば勝てると考えるのは誤りである。 マキャヴェッリ【ローマ史論(岩波書店)】』 断るのが面倒くさいから、仕方がないか。 その様に考えるのは、ちょっと待った方が良いですよ。 高慢な態度で迫ってくる相手に、どの様に対峙するのかは、大きな課題です。 「押してもダメなら引いてみな」という経験則に基づいたアドバイスも頭をよぎることでしょうね。 このフレーズは、自他境界線を考える必要性を示唆しているようです。 これは、ローマ時代に関わることの中で、示されていることなので、その背景をイメージする必要もあるのでしょう。 強権的な体制に、何かを迫られたとしたら、どの様に対抗するかという問…