常であればまだ寝ている時間帯に、台所をしていたら、聴き覚えのある声がラジオから流れてきた。安住紳一郎さんの声だ。へ~え。古田新太さんをゲストに、腹を抱えるトークだったが、それはいいとして。 舞台公演中の古田さんが、んじゃ、とばかりに退席してエンディング前の〆のトークで、異なことを耳にした。 一時間弱とは何分くらいのことかという、語感についてだ。安住さんとお相手の女性アナウンサーはそれぞれ、五十七分くらい、私は四十五分でも、そりゃないよせいぜい五十分以上と、それぞれの語感を披露し合った。それはよろしいだろう。個々の語感・体感に属する、云うなれば主観的な受取りの習慣に過ぎない。 ところがこの表現が…