作家。私小説を主に執筆。太宰治に師事。小沼丹、井伏鱒二らによる回想がある。
明治44年浅草生まれ。昭和40年没。著書に『落穂拾ひ』(昭和30年)、『小さな町』(昭和29年)、『幸福論』(昭和30年)、『犬の生活』(昭和30年)、『日日の麺麭』(昭和33年)などがあり、遺稿集として『二人の友』(審美社、昭和40年)がある。
昭和44年に筑摩書房より『小山清全集』が刊行、1999年に増補新装版(ISBN:4480703918)刊。
一昨日、昨日、今日と3連休だった。 私の仕事は何人かの同僚とローテーションが組まれているタイプのもので、休日も一般のカレンダー通りではなく普通に平日が休みになったりするのだが、連休というのはそんなに多くない。 しかし今は比較的に仕事が暇な時期なので、今のうちに年休を消化しておけとばかりに休みが増えている。 まあ、3連休といっても特に何をするわけでもなく、無為な休日を3回繰り返すだけなのだけれど、それでもやっぱりちょっと嬉しい。 でもそのちょっと嬉しい分、連休明けで仕事に行く時は単発の休日の時よりちょっとつらい。 3連休だから3倍つらいということはないけれど、1.5倍ぐらいはつらいかな。 そんな…
図書館の書棚で小説を物色するとき、何をたよりに本を選ぶか。ふつうは著者や作品の知名度ではないでせうか。特に著者についてはほとんどが「知ってる名前」を優先して手に取るのではと思います。 前回に図書館を訪れたときは何故か「全然知らない作家の小説を読んでみよう」というアイデアが閃き、この本を借りました。小山清・・知らない名前です。 で、なにげに開いたページに記された短編のタイトルが「をぢさんの話」。 「おじさん」と「をぢさん」のニュアンスの違いがわかる最後の世代と勝手に思ってる自分の好みにぴったりのタイトルです。読んでみれば、下町の貧乏暮らしの日々を描いた、なんということもない作品でした。 作品を読…
帰宅したら公式ファンブックが届いていて、虹色カルテの最終回を見てから、『ポルノグラファー 春的生活』『続・春的生活』を見ました。目がハートの春彦可愛いよ。会話もどんどん対等になっていって、むしろリードしていたラスト! 3週間の映画上映が終わり 木島理生・竹財輝之助さんのTweet https://twitter.com/terutakezai/status/1372560997588738054?s=21 「短い間でしたが、たくさんたくさん愛してくれて有り難うございました。ほんとにシアワセでした。 劇場の雰囲気、最高だったなぁ。 とりあえず、一区切り。かな。 また会おうねー✌️ con car…
amazonの紹介文です 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋 「ビブリア古書堂」そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。 接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。 彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。 ビブリア古書堂の事件手帳は私の本好き精神に輪をかけてくれた作品の一つです! 古書に興味を持…
260日経った。 なんのことかというと。 よんばばさんが本を紹介されてから、私がこれを書くに至った日数。 hikikomoriobaba.hatenadiary.com 『古本食堂』 原田ひ香 よんばばさんのブログでこの本を知り、その日のうちに図書館に予約を入れた。 順番待ちは三桁越え、やっと順番がまわってきたのが255日目だった。 いくら人気本とはいえ9ヶ月もかかるとは。。。 買えば良さそうなものだが購入は昭和初期以前の古書で手一杯、新刊は図書館だよりの私である。 とかなんとか ゴタクは大概にして本のこと。 いやぁ面白かった。 よんばばさんの記事でビビッときた、私のアンテナを自分で褒めたい。…
「ツダマンの世界」観てきましたよ~。既に東京公演を観て来た方々の感想が気になっていたけどネタバレ喰らったらいけないと思い我慢しました。 久しぶりに京都方面に足をのばしたら年の瀬ということもあってか賑わっていて、大学時代の頃をちょっと思い出したりもしたけどそれは今回の感想と関係ないのでやめておきます。 「生の間宮さんを約3年ぶりに見れる!」※1と思い座席をS席で抽選エントリーしたら当選、1万円超えの値段だから良い席だろうとは思っていたけど、最前列から数えて2列目の席だったのには驚いたよ。え、近すぎません?そんな間近で間宮さん見ちゃったら私の心臓がもたないのでは?と心配になったものの、杞憂に終わり…
純文学作品が充実している新潮文庫、岩波文庫、講談社文芸文庫にはそれぞれ下記の近代日本文学の短篇アンソロジーがある。 新潮文庫『日本文学100年の名作』(池内紀、川本三郎、松田哲夫編、全10巻) 岩波文庫『日本近代短篇小説選』(紅野敏郎、紅野謙介、千葉俊二、宗像和重、山田俊二編、全6巻) 講談社文芸文庫『戦後短篇小説再発見』(井口時夫・川村湊・清水良典・富岡幸一郎編、全18巻)・『現代小説クロニクル』(川村湊・佐伯一麦・永江朗・林真理子・湯川豊編、全8巻) なお同じようなシリーズでちくま文庫にも『ちくま文学の森』があるが、こちらは海外作品も含んでいるので一旦措く。 新潮文庫と岩波文庫のアンソロジ…
今年、見たTVなどで気に入っているものです。またゲーム、書籍も。 ★は、特に気に入っているものです。 TV番組 通年 ブラタモリ (NHK) がっちりマンデー (TBS) 地球ドラマチック (NHK) サイエンスゼロ (NHK) 100分de名著 (NHK) ※マゼランの回が面白かった。 ドキュランドへようこそ (NHK) 1-3月 家族の写真 (新春エリアドラマ) ★おいハンサム! (大人の土ドラ) 恋せぬふたり (NHK;よるドラ) からかい上手の高木さん3 名古屋行き最終列車2022 ★平家物語 ルパン三世PART6 ★押井脚本回 エンディングカット (NHK;土曜ドラマ) 4-6月 映…
(愛知・福井・静岡・石川・富山県域) 愛知県域からの浪士組参加者たち(5名) 姓 名 年令 所属等 家族・出身地・その他参考 市岡重太郎 25 五番組 ●親両人 ●尾州浪人、当時麹町五丁目大横町本多巳之助(柔術家)方寓居 ●新徴組入り 「目録」に18番仁科五郎組平士、「組別名簿」に一色次郎組平士で名あり。 ・元治元年2月廻状に「市岡重太郎、右之者不正之筋有之候ニ付、尋中其方(中村定右衛門)組合え預ケ申渡云々」とあり。『歴史のなかの新選組』に「慶応元年三月不埒の儀有之、永牢病死」とある。 ・中村定右衛門「御用留」に「子三月朔日、一五両也、内壱両壱分 定右衛門分外ハ壱人ニ付金三分ツゝ、関口・荒井・…
3年ぶりだという神田古本まつり、もうそんなに期間が空いてしまったのか、と気が遠くなる思いである。流行感冒はこうも容易く文化的活動を奪い取ってしまうのか。個人的に、この1年ばかりは速かったような濃密だったような、複雑な感じがする。古本における発見も少なくなかったし、たくさん嬉しい収穫もあったけれども、たとえば各出版社が自社のスペースでブックフェス的な催しをしていた(ブックフリマといったか)、あれからもう1年経ってしまったと気づくにつけて、己の進歩のなさを嘆くのは人間としてある意味正常なことではないかとも思う。 まあそれはいいとして、初日の金曜は例によってS林堂のワゴンへ詰め掛ける。仕事が朝まで片…
ツイート サタンサイドのなおすけ @nyaa_naosuke_su "ホノルルまでの航空券を予約されたり、引っ越しの依頼、ホテル5室の予約、スキン5万円分を勝手に注文され、ガス漏れ通報、家政婦や盲目のマッサージ師の派遣を依頼。「長男が亡くなったので」と自宅に遺体搬送車を呼ばれたことも。" 完全に… https://twitter.com/i/web/status/1556405757192863745 00:01 さなえりーの @sanaeli_t_echo 千蛇ちゃんデカいから刀を水平に薙ぎ払ったらクラちゃんの頭上だったのアカンかったのでは…??? 00:41 さなえりーの @sanaeli…
■今日買った本。計16718円。 a)本は人生のおやつです!!にて。→移転後、初入店。 1・久生十蘭『十蘭レトリカ』河出文庫 ¥400 2・久生十蘭『十蘭錬金術』河出文庫 ¥400 3・久生十蘭『十蘭ラスト傑作選』河出文庫 ¥400 4・山田正紀『神狩り』角川文庫 ¥200 5・峠三吉『原爆詩集』青木文庫 ¥400 6・子母澤寛『愛猿記』中公文庫 ¥968 7・ジャコモ・レオパルディ、國司航佑訳『断想集』幻戯書房 ¥3190 8・中井英夫『夜翔ぶ女』講談社 ¥500 9・ジェームズ・マーシャル、小沢正訳『フクロウ探偵30番めの事件』あかね書房 ¥400 10・ミラ=ローべ・作、塩谷太郎訳、菊池…
三上 延 (著) 【五浦大輔】 【五浦絹子】 【恵理】 【大輔の偽祖父】 【恵理の友】 【田中嘉雄】 【舞子】 【美奈】 【舞子の夫】 【篠川栞子】 【篠川文香】 【栞子の父】 【栞子の祖父】 【万引きしていった年寄り】 【志田】 【小菅奈緒】 【田中敏雄】 【西野】 【坂口昌志】 【坂口しのぶ】 【その他メモ】 【印象に残った言葉】 『今、君は三段論法を使って話をした。バカな人間に三段論法は使えない。君は絶対に馬鹿ではない』 『自信モテ生キヨ 生キトシ生クルモノ スベテ コレ 罪ノ子ナレバ』 【五浦大輔】 ・人並み外れて背が高く、体つきもいかつい。・実家は大船というところの『ごうら食堂』。・…
(さ行~な行) 17名 姓 名 年令 所属等 家族・出身地・その他参考 島野喜之助 42 3番組 ●母妻子7人 ●埼玉郡志多見村住(加須市) ・島野家は志多見村の旧家で豪農。(島野家分家で聴取・本家島野家は大地主で日枝神社まで他人の土地をふまず行けた富農だったが、現在は子孫が桶川市に在住と) ●「目録」等に名なく、江戸帰還後帰村したらしい。 ●神道無念流宗家3代戸賀崎熊太郎栄芳に学ぶ。神道無念流「起請盟文入門帳」に名あり。小林助松晴村入門の翌天保9年7月22日に入門。金子蔵之丞も同門。 ・万延版「武術英名録」に「神道無念流、武州別処、嶋野喜之助」とあり、又「神道無念流免許皆伝系譜」に名あり。 …
水丸さんは内田百間の系譜にあったとは、なるほど。 2021年7月4日 久しぶりに渋谷に行ったので、文化村の本屋さんナディフに寄った。好きな本屋さんだ。ぐるぐると何度も回って最終的に 「ブルーイング・ストーリー 父・安西水丸のこと」安西カオリ著 と「風の便り」小山 清 著 を買った。どちらも美しい本だ。 本は美しくなきゃいけない、本だけじゃないけれど。で、今日は 「ブルーイング・ストーリー」 を読んでいた。ずーっと安西さんのことなぜ好きなんだろうと考えていた。それが分かった。「自分の本当に好きなものを見つけて下さい。見つかったら、その大切なもののために、努力しなさい。きっとそれは、君たちの心のこ…