ミャンマーを中心に仏教徒社会の近況を話す小島敬裕教授 小島教授=津田塾大学のホームページから 新型コロナウイルスの影響で昨年度中止となった武蔵野大学仏教文化研究所主催の連続公開講座「世界の国々と仏教」の第1回が7月3日、同大武蔵野キャンパス(西東京市)であった。 検温や長机に2人掛けなどの感染防止策をとり、約50人が受講。「ミャンマーに生きる人々の暮らしと仏教」と題する小島敬裕(たかひろ)津田塾大学教授の話に聴き入った。 小島教授は20年前にミャンマーに留学したときなど2度の出家を経験。儀礼の写真を見せながら、「一定の条件を満たしていれば誰でもが好きな寺で出家でき、見ず知らずの人とも関係を築け…