この一年で三軒の武蔵野うどんに出会えた。一軒は数年前に食べた店の再訪問だが、小平(行ったのは支店)、武蔵村山、埼玉県小川町。いずれも関東ローム層のエリアであることには違いない。店により差異はあれど似たフォーマットだった。 ネットで調べると「赤土の関東ローム層の上には黒土の腐植土が覆っているが大きな川もなく米作には適さず、江戸時代からこの台地は大麦小麦農地として発展しうどんは郷土料理となった」‥そう謂れが書かれている。 本当だろうか。該当する台地とは秩父鉄道の南、八高線の東、高崎線の西、京王線の北側と考えていいだろう。これで不当辺四角形だ。その中を二万五千分の一地形図でじっくり見分してみた。今で…